7輪の花を持って逃げ続ける

その花を欲しい人なんて誰もいないのに

パスタが溶けたあの日

 

冬が来たよ。暑いのいやだからちょっとうれしい。

 

 

さっき、バイオレンス動画!の最新回を見てたらAさんが出ていた。

言うまでもなくこわかった。

そういえばホラー動画?のストックも手で数えられるくらいになってきた。

暇さえあれば見てしまいそうなので『1500文字以上のブログ記事を1記事書いたらホラー動画を1本見られる』というルールを作った。

 

前回の記事がどこからどうみても誹謗中傷という今のネット社会でやってはいけないお手本だったので今回も勝手な紹介記事にしよう。

何度も言うが良い子も悪い子もどちらでもない子も椋鳥のようになっちゃダメよ。

 

 

 

 

ムショーにステマしたい椋鳥#2 やまもとりえ先生の育児マンガたち

 

 

 

やまもとりえ先生といえば美大時代を描いたマンガが大バズりして今年7月に『うちらはマブダチ』のタイトルで書籍化。椋鳥ももちろん購入済みだ。

 

最初はうちマブの紹介にしようと思ったがSNS上でたくさんオススメされているのでそちらを見たほうがよい。

たぶんメディアミックス展望とか椋鳥的無謀すぎるうちマブ実写化希望キャストとかやってたと思う。

 

 

 

やまもと先生の作品はうちマブ以外にも笑えるものからほっこりするものはもちろん、泣けるものやシリアスなものまである。

さまざまな作品がある中、椋鳥がやまもと先生を知りハマるきっかけになったやまもと先生自身の育児マンガシリーズを紹介する。

 

 

やまもと先生を知ったのはあるネット発のマンガがきっかけだ。

当時やまもと先生の旧ついったのヘッダーだったぬいぐるみを並べて眠るあっくんが可愛くて漫画を読み進めていくうちに優しい雰囲気とヒヨくんあっくんの可愛さにハマっていった。

椋鳥には甥っ子が2人(と姪っ子)がいて、ヒヨくんあっくん兄弟と近い感じだったのもハマった要因のひとつかもしれない。

 

 

 

 

やまもと先生自身の育児マンガは3冊出版されており、時系列順に

今日のヒヨくん

お母さんは心配症!?

お母さんは息子推し

となっている。

 

 

『本当の頑張らない育児』という作品も出版されているがこちらはフィクションの作品だ。

ただ、やまもと先生もちょうど子育て中なタイミング(今日のヒヨくん~心配症の間あたり?)っぽかったのでこの作品にも現実が反映されている面があるのかなという感じがした。

じつはまだ履修していなかったのでこの記事がひと段落したら読んでみようと思う。

 

 

↓こちらから読めるわよ。ヒヨくんの子育てエピソードもあったのでぜひ。

conobie.jp

 

 

前置きがながくなってしまった。それでは1冊ずつ紹介していこう。

 

 

 

 

 

・今日のヒヨくん

 

 

長男ヒヨくんご懐妊から次男あっくんご懐妊まで。

この作品のみ主に4コママンガ形式だ。

 

はじめての子育てで手探りの中、たくさんの気づきや工夫が少しずつ積み重なってやまもと家がそれぞれ成長していく姿が描かれている。

 

 

椋鳥が面白いと思った点が子育てする中でさまざまな工夫だ。

絶対に親になってはいけない人間のくせに長年すくすく子育てを楽しく凝視するEテレの民・椋鳥だが、年末のすくすくアイデア大賞を見るたびに家族の数だけ子育てのかたちやそれ以上の工夫があって毎年感心する。

 

個人的にとくに感心した話が『長期間リアクションを保つために』と『ボタン欲』だ。

 

長期間~は送られてきたトミカをいかに長く楽しませるための工夫が描かれている。

トミカだけでなくプラレールも少し出てくるが、こんなにも親も含めていとも簡単に沼にハマらせるくらいの魔力を持つものだったとは…恐ろしい。

 

ボタン欲はネットでもっと本格的なものがバズっていたのを見たことがある。

しかし、身近で手に入るものでもヒヨくんの食いつきが良くてしかも親も楽しい。

椋鳥もボタンを見たら押したくなってしまう性なので実際に作ってみたくなった。

 

 

可愛い・面白かったという面でお気に入りなのが『話せる言葉』と『言葉を覚えよう』だ。

偶然にも両方ことば関連を選んでしまった。トンタン。

あと大っぴらには言えないがおちちの件(88・89ページのやつ)も。あれはそもそも絵が面白い。

 

 

 

この『今日のヒヨくん』には先ほどのうちマブに出てくる卓球部こと美大時代の友人たちが出てくる話がある。

うちマブでも何度かリマスターされている話なのだがちょっと違うところがあるので読み比べてみるのも面白い。

うちマブを見てやまもと先生のマンガをもっと読んでみたいと思った人、特にYちゃん様推しへの2冊目にオススメしたい。

 

 

 

 

・お母さんは心配症!?

 

 

あっくん妊娠中からヒヨくん4才まで。

この作品から4コマだけでなく1枚絵や短編マンガなどさまざまな形式に変化している。

 

 

 

ヒヨくんは兄になることや保育園に行きたくないなどさまざまな葛藤と戦う。

多くの壁を乗り越えようとするヒヨくんが読み進めるごとにどんどん頼もしく見えてくる。

様々なものに興味を持ち始める一面も見せるが、中でもヒヨくんによる映画解説は必見だ。

 

やまもと家のニューフェイス納豆の日にうまれたビッグベイビーあっくん。

生後間もなくから風格を漂わせ、色男の片りんを見せつけるなど目が離せない男だ。

 

 

 

成長するにつれてヒヨくんとあっくんの性格や行動の違いが出てくるのが見ていて面白い。

慎重で穏やかなヒヨくんとは違い、どっしりとして親方肌なあっくん。

細かい違いはあるものの椋鳥の甥達を見ているようでなんだか楽しくなってくる。そしてそれに比例するように甥っ子姪っ子に会いたくなってしまう。

 

そういえばあっくんも甥っ子2もそうだが、次男坊(もしくは兄弟の2番目)には妙な貫禄を感じることが多い。

その赤ちゃんらしからぬ貫禄が逆に可愛いのだが。

 

 

 

 

 

・お母さんは息子推し

 

 

 

あっくん保育園入園からヒヨくん5才の誕生日まで。

 

 

 

ヒヨくんは保育園行きたくない期を乗り越え、兄でありもうひとりのあっくんのママとして優しく頼もしく成長していく過程が見られる。

気になったモノへの興味や知識欲も前作より強くなり、親も知らないようなことも口にするようになる。

 

 

一方、あっくんは反抗期に突入。

マイペースでふてぶてしいあっくんの反抗期は怒り狂うでもないしギャンギャン泣くでもない。ヒヨくんに静かに攻撃を加えなにもかもをキライと言い張る、その姿がなぜだかいとおしい。

そんな中でもこどもらしい可愛いところを見せたかと思ったらクモになったりワニになったりゴリラになったり…

 

 

ふたりで会話ができるようになっていったことでまた違った面白さが出てきている。

ときおり見せる詩的な表現がおしゃれなヒヨくんにふとした一言がなぜだか面白い名言製造機あっくん。

性格は違うしたまに喧嘩もするけど仲良くやっているふたりはやっぱりかわいい。

 

 

 

あと、前置きに書かれていることに関するものがこの本に出てくる。

1つ目、可愛いと言っていたヘッダー画がたぶんこの本に収録してある『就寝の儀式』の4コマ目だ。

のちにまたぬいぐるみと眠るあっくんのエピソードが出るがそっちもただただ可愛かった。

 

2つ目がやまもと先生を知るきっかけになったネット発マンガのこと。そのマンガの作者である小山健先生と娘のちーこちゃんが登場する。

小山先生も面白い作品がたくさんあり、なんと育児マンガも出版している。

こちらもなかなか面白かったのでムショーにステマしたいのマンガ紹介ラインがヒヨくんあっくんに続いてちーこちゃんになりそうだ。あぶない。

 

 

 

 

 

 

 

これで3冊分の紹介を終ろう。

出来上がったものは長ったらしい上に魅力が伝わってないだろうなので、反省の上もう一度読み返してみる。あと本当の頑張らない育児もみてみる。

今まではかわいいだけしか言わない近所のおばちゃんのような目線で見ていたのでこのように感想を書くことを実行する日が来るなんて思ってもいなかった。

子育てはかわいいだけではやっていけないほど大変で責任のあることだと改めて認識した。

 

 

 

 

マンガやイラストはバツ(旧ついった)インスタブログ(2020年まで)でも読めるので気になった方はぜひ。

書籍化されていない話も多数あるので気になった方はどうぞ。

バツとインスタの更新は今でもあり、最近は卓球部の話が多いなかでヒヨくんあっくんの話もたまにアップされている。

直近の話で椋鳥的おすすめは卓球部の面々と遊ぶヒヨくんあっくんとやまもと先生とあっくんが熱を出した話だ。

 

あっくんが小学校に行くまでには育児マンガ4冊目が出てほしいところだがうちマブ第2弾のほうが先になりそうな予感。

あと夜のねこでよければが結構気に入っているので書籍化待ってる…

 

 

 

 

 

よーし、これでおわり!下書き始めてから2~3か月もかかったよ!おせえな!

ネタが出ないと苦悩していたところバイオレンス動画!に出ているAさんをみて、やまもと先生のAさんシリーズを思い出してひらめいたのが今回の記事だ。

AさんをAさんと呼んでいなかったらネタが出ずにブログを放置していたところだった。

Aさん、常日頃からこわいけどネタのきっかけをあたえてくれてありがとう。

 

 

まー時間がかかってしまったなので年末までにもう1記事書くのを目標にしてみる。

いまのところとくに書きたいネタもないのでまたムショーにステマするブログになってしまうが。

 

 

 

最近また生きることが嫌になった椋鳥なのだが、あっくん氏が熱を出した話で言っていた言葉に気づきをもらった。

あっくん氏のようにうまくできないしそういうようにしてもいい人間ではないが、年末に少しだけ楽しみにしていることがある。

それまではどうにか好きなようにわがままに生きてみようと思う。

今日も生きてしまった。明日生きてたらごめんなさい。

 

 

 

 

↓Aさんシリーズがこちら。例によって未履修だったりする。